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最近思うのですが

2007.10.26 (Fri)
お世話になります。
このブログを見てくださってる方ってそう多くはないと思います。
エレキのみに特化した商売をしてますので、

「エレキなんかどーでもええわ」

てな方にとっては、とても面白くない内容だと思います。


バスフィッシング、ボートフィッシングを行うにあたり、エレキという
グッズの位置付けがどの位上の方にあるのか、考えたことありますか?

どんなに立派で、大きな船外機を付けたボートであっても、移動を終えて
竿を握って魚に近づく時にはエレキだけが釣り人の足になります。


私が始めてボートからバスを釣った時、ビニールボートの手漕ぎで
今まで岸からだとどう考えても届かなかった沖の立ち木に近づいて行って
立ち木の真上からワームを落として釣った小さいバスは
今でも忘れることができない思い出となってます。
カルフォルニアワームのリトルシャークのテキサスリグでした。

それから数年、今でも親交のある先輩がジョンボートに旧エビンルードの
フットエレキを持っていて、何度も何度もお願いしてやっとの思いで
和歌山の椿山ダムに連れて行ってもらいました。

椿山ダムは結構広さのあるリザーバーで、何箇所かあるスロープの内の
一つから出船したのですが、26ポンド3段変速のフットコンだけでは
当然なら目に見えてる範囲内でも満足に回ることができません。

「あの岬の向こうにはどんな風景があるんやろ?」
「流れ込みまで行ってみたら水はキレイやろか?」

自分の手の届かない釣り場で釣りができるはずのボートフィッシングなのに
まだ手が届かないエリアがあることが悔しかったです。
(まあそれでも当時はメチャクチャ沢山釣れましたが…)

その内に小さいながらも船外機を手に入れたりしながら、
そういったジレンマも解消されていったのですが
ある時その先輩とこのような会話を交わしました。

「船外機とエレキ、どっちか片方しか使えないってのならどっち?」

当時の私は迷わずに「船外機」と答えましたが、先輩は「エレキ」でした。
純粋に魚を釣るという行為を考えた時、やはり最後に頼りになるのは
エレキであるということを、その当時から先輩は知っていたのです。

今はその当時と違って、エレキもボートも船外機もたくさんの種類が
多くのお店で販売されており、しかも当時の値段とは比較にならないほど
安く買うことが出来ると思います。
お金さえ出せば、立派な船外機、エレキが付いたアルミボートを
すぐに買うことが出来る世の中ですが、果たしてそれは幸せかどうか?
今のようにインターネットもなく、釣り場の情報源は雑誌のみ。
名前もないようなリザーバーを地図から探し出して、宝探しに行くかの
ように夜中から車を走らせていました。

当時、ムリして買ったシーニンフのジョン、ミンコタのハンドエレキで
アチコチの釣り場へ行きましたが、どの釣り場もとてつもなく広い広い
釣り場でした。

楽しみ方は人それぞれ。
苦労してやっと手に入れたボートやエレキを車に積み込んで、
情報もバスが居るのか、ボートは下ろせるのか、全く情報が無い幻の
釣り場に行くことができる、という幸福感は残念ながら今の日本では
もう誰も手に入れることができないのかも知れません。
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