修理屋さんの日々の戯言

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今日の作業 X5マウントのドアノブロック

2017.02.21 (Tue)
キープキャスト2017、大盛況でした。
ご来場頂きましたお客様には御礼申し上げます。
また当店ブースまでお越し頂き、いろいろご質問など頂いたお客様、時間の制限などもあって
ゆっくりとお話もできない時もあり、ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。

今回のイベントについては、現場から随時、当店FBページにて更新をしておりました。
ブログよりも、最近だとFBの方が更新などもしやすいですし、リアルタイムでホットな情報は
ぜひ当店FBページをいいね♪でご覧ください。
今回の展示の目玉だった、ウルトレックスの動画なんかもありますよ。


キープキャストが終わればいよいよシーズンインに向けてのいつものお仕事。

モーターガイドの新型X5のマウント、バウマウントロックの実装完了しました。



ボルトの長さが短くないといけませんので、OPで選んでご注文ください。


続いてはX3-45のOH作業と一部修理。
こちらはヘッドカバー上のインジケータ破損があり、お客様の希望で交換作業。



残念ながらインジケータ単体でパーツが出ておりません、ヘッドカバーごとの交換となります。
たくさん在庫してありますので、ご希望の方はぜひお問い合わせ下さい。
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修理が早いのが自慢です

2016.12.03 (Sat)
よく驚かれるのですが、当店は修理に要する時間が圧倒的に短く、特にハイシーズンに予期せぬ故障で、今シーズンはもう終わりかな…と諦めてたらまさかこんなに早く修理が上がってくるなんて!と喜びの声を頂くことが多いです。

一般的に、という前提の話ですが、ある程度のパーツ在庫を持つのは修理業者として当たり前のことなんですが、残念ながら業者によってここに力を入れることによる在庫負担を嫌うこともあり、マチマチなことが多いです。

当店は逆に、とにかく部品在庫はできるだけ沢山持って、万一の際にとにかくタイムリーに対応ができるよう努めてます。


今回はミンコタソルト用i-Pilotの修理。
電源が入らない、とのことでメインコントロール基板が回路不良を起こしてました。

原因はこちら。







マウント部手前に配置されてるメインコントロール基板とは離れた、エレキヘッド部にあるi-Pilotの受診モジュールの不良。
よく見るとケース内が焦げてススで汚れ、細いリードがショートしてますね。

こちらが原因となり、メインコントロール基板も破損させてました。

i-PilotモジュールはヘッドASSYがメーカーから出てる最小の交換パーツです。






メインコントロール基板の交換はいつも通り、接着剤付きのシュリンクチューブで防水処理がメーカー指定のやりかた。
ここを疎かにすると、ソルト使用ではあっという間に端子が劣化してトラブルの原因となります。


お客様には痛い出費となりましたが、これら二点のパーツ交換で修理完了となりましたが、当店はこの二点のパーツを在庫していたことで、作業をご依頼頂いてから二日でお返しすることができました。

手前ミソではありますが、日本中探してもこれらのパーツを在庫して修理ができる業者さん、メーカーさんを入れても五人も居ないと思います。

モーターガイドTRシリーズ 販売を終了しました

2016.11.29 (Tue)
長きに渡って販売してきました、モーターガイドTRシリーズ。
最後の一台が売れ、制作、納品いたしました。



大変残念ながら、次のモデルであるXシリーズとなり、以後TR系の入荷予定はございません。


当ブログを読み起こしてみると、2005年から当店では販売してたんですね。
この間、何度か細かいマイナーチェンジを経て最終型ではかなり完成されたカタチで廃盤はもったいないのですが…。


今回はショートシャフト加工と、ブルドックマウント取り付けという、かなり珍しいスタイルでの加工となりました。







こんなことまで出来てしまうのが、当店の強みです。

ブルドックマウントは新型のXシリーズには対応してませんが、従来どおり、ショートシャフト加工、ショートマウント加工、電源ケーブル延長など、日本オリジナルスタイルであるカスタマイズは行えますので、今後も新型でご利用頂けますよう、お願いいたします。


楽しくて楽しくて仕方ない

2016.11.15 (Tue)
販売を開始してから一年ほどになる、ミンコタウルテラ。
エレキの上下架、チルトをモーター駆動による自動化を果たした、全く新しく、そして革新的なエレキ。

しかしながら、革新的な部分がまだ未成熟なことがあるのも、新しいモノのデメリットであるとも言えます。







今回はチルトモーターハウジング内の浸水による動作不良。
一応防水処理されてますが、デザインと機能性の狭間でこういった部分からほころびが出始めます。

当店で販売した物では今回で4台目、同じように浸水してチルト動作に支障が出ました。

4回目なので作業はもう慣れましたが、オーバーホールすることで改善があるのか、パーツ交換まで必要なのか、毎回ドキドキしながら同じ作業をします。
新しくエレキですので、作業中も集中し続けて一心不乱です。

これまで何百台触ってきた普通のエレキと違うワケで、こういう時の集中力と周りが見えなくなる自分が、この仕事に向いてるんだろうな、と思ったりする瞬間です。




今回は幸いなことにチルトモーターハウジング内のオーバーホールで動作改善がありました。
浸水して乳化したグリスをキレイにし、各ギア類に新しくグリスを塗り込んで組み付けします。

たぶんこの作業をしてる人はなかなかいないんだろうと思いますが、メーカーからはこの部分のパーツ類、あまり出てないんですよね。

今日の作業 またまたカスタムモデル修理

2016.09.03 (Sat)
本日も有名店のカスタムモデル修理です。
点検に出されて帰って来たら、すぐに様子がおかしくなってお困りとのこと。

当店なら、万一そのようなことが起これば原因や責任の所在はともかくとして、まずは再度お預かりしますが、なぜかお客様は当店をご指名。



ツッコミどころ満載の画です。。
マイナスのブラシハーネスがアーマーチュアコアに干渉して、配線が削られてしまってます。

標準ですと、5.5スケ相当の配線のところ、こちらのエレキは2ランク上の太さである、14スケ。
狭いコムキャップハウジング内で安全に取り回せるはずもなく、お約束の事態に。
せいぜい8スケまでなら、この狭いとこでも何とかキレイに取り回せるのですが、14スケはちょっとムリですよ。
そもそもナゼ配線を太くすることを求められるのか、市販されてるエレキは大体どれも50アンペアがMAXの使用電流量です。
14スケは80アンペア位まで耐電流量ですから、明らかにオーバースペック、不必要です。
8スケなら50アンペアMAXですから、8スケより太いのは自己満足でしかない上に、この写真のようなトラブルの火種を抱えるだけですよ。


そしてそしてこちらのブラシ。



分解してからこの位置に来たのではありません。
組まれた状態で、ここにありました。
以前に組む際、ブラシのハウジングからスプリングに押し出されてしまい、誤った状態で組まれてました。
これも14スケというあまりに太い配線が邪魔をすることから引き起こされた、ヒューマンエラー。


今回動作不良の直接の原因となったのは、ハウジング内のマグネット剥離。
アーマーチュアコアの周りに本モデルだと4ピースある内の一つか剥がれて、アーマーチュアコアに干渉してました。

ハウジング側、マグネット側それぞれに残った接着剤をキレイに落とし、再度接着剤で固定します。




強力なマグネットですから、接着剤が完全に効くまでクランプでガッチリと緊縛プレイ。




今回の直接的な動作不良の原因ではなかったですが、冒頭の極太配線によるトラブル回避をお客様に報告し、とりあえず問題の箇所となるブラシからヘッドまでは一つ下の太さの8スケに引き直しして安全を計ることにしました。



これならアーマーチュアコアに当たらないように取り回せますし、ブラシカード上にビス止めする端子も、写真のように適切なサイズのものを当店ならちゃんと用意してあります。



端子って、皆さん結構テキトーに考えてると思うのですが、使う線径、止める相手のサイズにキチンと合った物を選ぶのが大切です。


最後に…。




点検の内容、お店やお客さんからの希望などで中身が違うとは思いますけど、モーターを分解してるのならば、当店ならここは必ずチェックしますけどね~。
こんなの、シール利かなくなる直前ですよ。
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