修理屋さんの日々の戯言

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モーターガイドX3-70デジタル無段入荷します

2016.09.24 (Sat)
今月は当社の決算月、恐怖の棚卸しがあるというこのタイミングで輸入品の入荷です。
欠品していたモーターガイド、ミンコタの純正部品やエレキ本体などなど、ざーっとご案内します。

モーターガイド
X3-70デジタル無段階モデル
ドアノブ 21ゲーター等用
ドアノブ 01マウント等用
ドアノブ X3マウント用
ゲーターフレックス360マウント用 アイソレータキット

ミンコタ
コントロールボックスAT用
コントロールボックス フォートレックス用


などなど。
X3-70デジタルは久しぶりの在庫ですが、なにせいつも入荷数量が少ないですのでお早めにどうぞ。
今でしたらウルトラショート加工済みのX3マウントも在庫ありますので、レンタルボートフルOPでの納品も即納可能です。




当店オリジナルのウルトラショートX3マウント、近々オンラインストアへの掲載も行う予定です。
取り付けベース部は極端に短すぎず、エレキのパワーをしっかり受け止めてバウデッキへ固定するスパンのある約300mm。




それでいて、標準のX3マウントと比較するとこれだけのコンパクトさ。




もちろん180度全開できます。




明日日曜は子供の運動会、そして月曜は振り替え休日のためお休みとなります。
商品の発送等は火曜以降となりますのでご了承ください。


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お待たせしました♪ミンコタULTREXウルトレックスの情報です

2016.09.15 (Thu)
ここしばらく、各SNSで動画などを目にすることが多くなったミンコタ2017ニューモデル、ウルトレックス(ULTREX)。

http://www.minnkotamotors.com/Ultrex/

ultrex.jpg



7月のICASTで発表され、ここ数日でもミンコタのプロが実際にトーナメントで好成績を収める原動力となっていた、と言う事実が表面化して日本でのリリースを待ちわびている方も多いのではないかと思います。

オット・デフォーが堰堤下の激流の中、フットペダルから足を離しているのにボートが流されないという衝撃的な動画。
アーロン・マーティンスの動画では、「これはズルい」とまで表現されているこのウルテラ。

何がどうして、そんなにスゴイのか?
それは従来型ワイヤー式フットコンの使いやすさと、ソルト用モデルではすでに普及されているデジタルステアリング方式と、そしてここ数年で一挙にソルト界では普及したGPSからのデータ受信を行い、それをエレキの動作へ反映させ自動運転を可能にしたi-Pilotシステムの融合という点にあります。

i-Pilotシステムとは、ミンコタが開発した従来型オートパイロットシステムにGPSデータをエレキの自動操船へ反映させる画期的なシステムです。
ソルト用のエレキではすでに完全に旧オートパイロットを駆逐してしまって、定番化した商品であり、もちろん旧オートパイロットの機能も搭載しています。
漁礁などの真上に自船をキープする動作を自動で行う、スポットロック機能が一番有名且つ多くのユーザーの心を離さないi-Pilotの代表的な機能。
そのほか、従来型オートパイロットプラスアルファの機能として、自動車の自動運転、クルーズコントロールのように、設定した一方向へ設定した速度で常に自船を自動で進めるアドバンズドオートパイロット、もちろんこれら自動運転機能以外にマニュアル操船も可能です。

i-Pilotシステムを搭載したエレキはすでにありましたが、一つだけ難点がありました。
それはエレキの方位を制御する方法がサーボモーター式で、従来のワイヤー式のフットコンと比較して動作レスポンスが悪かったり、急いで急旋回をしたい時、そうでない時関係なく、常に一定の速度でしか方位変更ができません。
バンク沿いに流したりするようなバスフィッシング、シャローなどで急に水深が浅くなったりしてもエレキはノンビリとしか動いてくれないため、いまいちバス用としては普及することなく、琵琶湖などの沖のウィードエリアなど一部のニーズ以外は不向きである難点がありました。

当店でもi-PilotやモーターガイドのXi5など、この手のモデルをバスフィッシングユーザー向けに販売することはございましたが、こういったウィークポイントを理解してもらった上で用意をしてきましたが、このウルトレックスのすごいところは、最終的なエレキの方位変換についてはサーボモーター出力のようですが、そこまでに至る動作出力系統は従来型ワイヤー式である、そして未確認ではありますがおそらく左右の方位転換もペダルを踏む速度に応じて任意に変えることができそうである、という点にあります。

当店でもいち早く販売をしたいニューモデルですが、米国のリリースが10月上旬ということで、すでに注文を出してます当店の入荷分についてもこれ以降になると思います。
今までパワーポールなどでしか自船を固定することができなかったのが、ボタン一つ押すだけで自船位置をキープできる上にその他にも多機能であるということを考えると日本でもニーズは高そうです。
パワーポールで届かなかった水深であっても同じことが可能になります。

琵琶湖の沖、桧原湖のハンプ、利根川や旧吉野川などの河川、使いどころはたくさんありそうです。

最後に重要な話、価格の情報です。
当店の販売価格についてはまだ未定ですが、すでに米国内でのリテールプライスは発表されており、112ポンド45インチシャフトが$2300.00とされております。
従来型モデルの比較対象としてフォートレックス112ポンド45インチシャフトが$1400.00とされております。
つまり従来モデルでおそらく最も高価なモデルであろうフォートレックス112より、さらに$900.00も高額なエレキであるということです。
当たり前ですが、従来モデルよりはるかに高機能ですから、値段もそれなりにアップします。
900ドル高いからフォートレックス112より10万円ほど高くなるだけ、というわけではありません、実際はもう少し、足が出ると思われます。

淡水用のエレキとしては過去最高の価格になると思われるウルトレックス、当店も在庫販売する予定でおりますので10月の米国リリースをお待ち下さい。
ちなみにウルトレックスですが、以前のフォートレックスと同じく、日本国内ではおそらく別の商品で商標登録されていそうな感じですので、カナ表記はどうなるか、こちらも楽しみですね。
普通にウルトレックスで発売されたらスマートでいいのですが。

各種ショートマウント、サウザーショートバウデッキ入荷!

2016.09.06 (Tue)
在庫分として加工に出してました、ミンコタエッジマウント、モーターガイドX3マウントのウルトラショート仕様、入荷してます。



この色だけ欠品してました、サウザーショートバウデッキ、オリーブグリーンも入荷です。


よく頂く質問ですが、現在発売してますエッジマウント、X3マウントのウルトラショート仕様は写真の通り、180度マウントが全開いたします。



あまりこの写真のように開ききる必要性はないと思うのですが、そういう声を頂くことがあって少し前に仕様変更いたしました。


また細かいところですが、写真にあるようなピン周りについても、元の製品のまま、加工後も同じ仕上がりを維持しております。



マウントのベース素材はアルミ合金、各駆動部の支点となるピンはステンレス。
硬いステンレスが柔らかいアルミ合金を磨耗させ、ピン穴が広がり最後はマウントとしての機能をしなくなるのを防ぐのが、写真にあるピン穴のブッシュ。
人間の関節で言えば、軟骨のような役割です。





今日の作業 またまたカスタムモデル修理

2016.09.03 (Sat)
本日も有名店のカスタムモデル修理です。
点検に出されて帰って来たら、すぐに様子がおかしくなってお困りとのこと。

当店なら、万一そのようなことが起これば原因や責任の所在はともかくとして、まずは再度お預かりしますが、なぜかお客様は当店をご指名。



ツッコミどころ満載の画です。。
マイナスのブラシハーネスがアーマーチュアコアに干渉して、配線が削られてしまってます。

標準ですと、5.5スケ相当の配線のところ、こちらのエレキは2ランク上の太さである、14スケ。
狭いコムキャップハウジング内で安全に取り回せるはずもなく、お約束の事態に。
せいぜい8スケまでなら、この狭いとこでも何とかキレイに取り回せるのですが、14スケはちょっとムリですよ。
そもそもナゼ配線を太くすることを求められるのか、市販されてるエレキは大体どれも50アンペアがMAXの使用電流量です。
14スケは80アンペア位まで耐電流量ですから、明らかにオーバースペック、不必要です。
8スケなら50アンペアMAXですから、8スケより太いのは自己満足でしかない上に、この写真のようなトラブルの火種を抱えるだけですよ。


そしてそしてこちらのブラシ。



分解してからこの位置に来たのではありません。
組まれた状態で、ここにありました。
以前に組む際、ブラシのハウジングからスプリングに押し出されてしまい、誤った状態で組まれてました。
これも14スケというあまりに太い配線が邪魔をすることから引き起こされた、ヒューマンエラー。


今回動作不良の直接の原因となったのは、ハウジング内のマグネット剥離。
アーマーチュアコアの周りに本モデルだと4ピースある内の一つか剥がれて、アーマーチュアコアに干渉してました。

ハウジング側、マグネット側それぞれに残った接着剤をキレイに落とし、再度接着剤で固定します。




強力なマグネットですから、接着剤が完全に効くまでクランプでガッチリと緊縛プレイ。




今回の直接的な動作不良の原因ではなかったですが、冒頭の極太配線によるトラブル回避をお客様に報告し、とりあえず問題の箇所となるブラシからヘッドまでは一つ下の太さの8スケに引き直しして安全を計ることにしました。



これならアーマーチュアコアに当たらないように取り回せますし、ブラシカード上にビス止めする端子も、写真のように適切なサイズのものを当店ならちゃんと用意してあります。



端子って、皆さん結構テキトーに考えてると思うのですが、使う線径、止める相手のサイズにキチンと合った物を選ぶのが大切です。


最後に…。




点検の内容、お店やお客さんからの希望などで中身が違うとは思いますけど、モーターを分解してるのならば、当店ならここは必ずチェックしますけどね~。
こんなの、シール利かなくなる直前ですよ。

ミンコタウルテラ 初の修理and調整

2016.08.25 (Thu)
昨年からじわりじわりとキテます、ミンコタウルテラ。
主にソルトユーザーで、20ft超クラスの艇を所有される、しかもある程度高年齢層のお客様からご注文を頂くケースが多いように感じます。

なんせ高価なエレキ、今日現在の価格は36V112ポンドの72インチが480000円税別、24V80ポンドの60インチで400000円税別とさせて頂いております。
当店でも約1年ほどでそれなりの数を販売してきましたが、ついにやってきた修理のご依頼。
初めてのモデルはいつもドキドキとわくわくが交差する、複雑なキモチです。

なんとなく、このモデルの弱いところなど見えつつありますが今回はこんな状況ということで調整しつつ修理を行いました。




当店のいつもの作業台では乗り切らない、72インチシャフトのため、天井スペースの高いところでフォークの爪に固定して作業しました。




自動で上下架を行うため、不安定なバウまでイチイチ行かずともキャビンからリモコン操作でエレキの上げ下げを行えますので高齢の方も安心というのがこのエレキ。
ですが動画のようにモーターの向きが正しく上がらないと、ベースマウントへモーターがしっかり載りません、危険な状態といえます。

この状況についてはいろいろ調べて、正しい向きにモーターを調整することができることが判りました。
正しくモーターが載れば、このようになります。



あとこれもよく言われることですが、自動でしか上げ下げできないこのモデル、エレキが降りた状態で何らかの理由で上げることができなくなった場合は?
ちゃんと説明書にエマージェンシーモードでの上げる方法の記載がございます。
エマージェンシーモードといっても、ビス3本を外し、決められた部品二点を脱着することで従来モデルのように手でモーターを引き上げることができますのでご安心を。
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